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投資の歴史を知れば未来が分かる!アベノミクス編

学校の授業で歴史ってありますよね、
あれで年を覚えさせるのって
無意味だと思いませんか?

1192(イイクニ)か、
1185(イイハコ)かよくわかりませんが。

歴史を学ぶ本質は、年や人物名を覚えることではなく、
歴史上の成功例や失敗例を見ることで、
自分の人生における判断力を上げることだと思っています。

歴史は繰り返す
と言いますが、

それは投資の世界においても同じことです。

プロの投資家も含めて
全ての投資家がやれる分析とは、
過去の事例を集めて、今後起こりうることに対する
相場の反応を予測することに過ぎません。

だから、投資の過去の歴史を見てみよう!

ということで、
今回は日本人に身近なところで、
アベノミクスが相場に与えた影響について見てみましょう。

アベノミクスとは

まずは、
聞いたことはあるけどアベノミクスとは何ぞや?
という疑問をクリアにしておきましょう。

アベノミクスとは、
第二次安倍内閣が打ち出した経済政策のこと。

アベノミクスは3本の矢と呼ばれる
以下の3つの大きな政策で構成されています。

①大胆な金融政策
②機動的な財政政策
③民間投資を喚起する成長戦略

ん~、よく分かりませんね。

金利をいじってお金を貯金しづらくして
税金を使って働く場を増やしていくから、
みんなドンドンお金使っていこうよ!
という感じの政策ですね。

①②③の政策を順番にやっていくと、
最後には日本経済が復活して、
みんなの給料も上がってく!
というのがアベノミクスの筋書きです。

現時点で、①と②の矢は放たれていて
その矢によって、実際に日本経済の状況は
大きく変わりました。

では、相場にはどのような影響が出たのでしょうか。

アベノミクスが株式相場に与えた影響

アベノミクスが日本の株式相場に与えた影響は
絶大でした。

では、アベノミクスが打ち出された後の
日経平均株価の動きを見てみましょう。

第二次安倍内閣が発足したのが2012年12月末なので、
アベノミクスの始動時期は2013年からとしています。

アベノミクスが始動されてから、
とっても分かりやすく上がってますね。

20,000円まで一気に上がり、
そこで少し足踏みしましたが、
再度上昇して、25,000円まで行っています。

アベノミクスの効果てきめんと言ったとこでしょう。

大きな経済政策は、海外の投資家にも
大きなアピールとなります。

日本株の取引の半分以上は、
海外の投資家によるものなので、
日経平均株価の上昇は、
アベノミクスは海外の投資家へのアピールに
成功した結果とも言えるでしょう。

アベノミクスのように、
経済的低迷を打開するような
大規模な経済政策が出た際は、
株式相場にとっては良い影響が出るので
積極的に買いでいいでしょう。

アベノミクス為替相場に与えた影響

株式の場合は、日本経済復活の期待感から
買われるというのは、とても分かりやすいですが、

為替の場合、日本円はアベノミクスによって
買われたのでしょうか?
売られたのでしょうか?

では、ドル円のチャートで確認してみましょう。

結論としては、アベノミクス始動後、
円は売られる方向に動きました。
つまり円安になりました。

アベノミクスでは、
3本の矢の、第1の矢として
大胆な金融政策を実施しました。

アベノミクスの金融政策の最大目標は
デフレからの脱却です。
お金の価値を下げてインフレの方向に
もっていこうとしています。

それは、つまり
今後、政策金利が上がることはありません
と宣言しているようなものです。

通貨を運用する投資家は
より金利の高い通貨で運用したいと思うので
政策金利が上がらない状況は、
その国の通貨の売りに繋がります。

政策金利の低い通貨は売られる
という流れが分かっているので、
その流れに乗りたい多くの投資家が売ります。

売りが売りを呼ぶ状態になる感じです。

このような事情を知っていれば
アベノミクスによって日本円が売られたのは、
必然の流れと言えるでしょう。

総括

今回は、相場に影響を与えた歴史として
身近なアベノミクスを取り上げました。

思った以上に、投資家の方々が
素直にアベノミクスへ期待していたことが
株式相場、為替相場のチャートからも
分かったのではないでしょうか。

結局のところ、株式も通貨も
多くの人が買いたいと思えれば、
価格は上がるし、
多くの人が売りたいと思えば、
価格は下がります。

アベノミクスによって皆がどう思うか
シンプルに考えれば、
日本株は買いだったと思います。

今後来るかもしれない
第二のアベノミクスに期待しましょう♪