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投資するなら、これだけは知っておくべき経済指標!

投資をするうえで
世界の経済情勢は無視出来ません。

特にFXや外国の株式などは、
その国の経済情勢の影響をモロに受けます。

国内の株式に関しても
アメリカの経済情勢によって円高になれば
輸出企業は株価を下げる要因になります。

ただ、経済情勢と言っても
何か漠然としていて、
実際、その国の経済情勢が良いのか悪いのかなんて
よく分かりませんよね。

そんな一見分かりづらい経済情勢を
簡単に指し示してくれるのが
経済指標なんです。

今回は投資家にとっておさえておくべき
経済指標と、その発表時期をご紹介します。

経済指標って何?

そもそも経済指標って何?
という方もいるでしょう。

まずは経済指標について
軽く説明しましょう!

経済指標とは各国の経済状況に深く関わる
失業率や雇用者数や物価などを数値化したものです。

経済指標は定期的に発表される指標で
過去のものと比較した時に
数値が上がってるか、もしくは下がっているかで
その国の経済情勢の現状を判断したり、
さらには今後の経済情勢が
どのようになるかを予測したりして
投資判断の材料とすることが出来ます。

実際、この経済指標は多くの投資家が注目していて
重要な指標ともなると、
その指標の発表前後で、相場の流れが変わることもあります。

それだけ経済指標は相場に対して
大きな影響力を持つ情報なんです。

なので、この経済指標を上手く活用出来れば
より効率よく投資で利益を上げることが出来ます。

経済指標には、国ごとにいくつもの指標があって
それぞれ発表時期も重要度も異なります。

今回は、経済指標の中でも
重要度が最大級のものを確認しておきましょう。

なお、今回の指標としては政策金利など
政策によって決定するものではなく、
統計的なデータとしての指標を対象とします。

何と言ってもアメリカの経済指標

現世界において経済の中心はアメリカです。

世界の基軸通貨がドルであることからも
アメリカが世界の中心にいることが分かります。

そういった意味で、アメリカの経済情勢は
FXはもとより、日本の株にまて影響を及ばします。

リーマンショックがいい例で
あれは本来、アメリカの問題であったのですが、
リーマンショック時は、日本株も一気に下がりました。

何の投資をしている場合でも
まず、絶対に注目すべき経済指標と言えば
アメリカの経済指標です!

では、注目すべきアメリカの経済指標を紹介しましょう。

非農業者部門雇用統計

アメリカの経済指標の中で重要度が高いのは
「非農業者部門雇用統計」です。

文字どおり、農業以外の雇用者数を表す指標です。

雇用者数が多い方が、それだけ仕事が多いということなので
経済状況は良好ということになります。
逆に雇用者数が減っていると、
それだけ仕事が無くなっているということなので
経済状況としては厳しくなっていると判断出来ます。

お金は経済的に活況な場所に集まるので
投資判断として分かりやすい指標と言えます。

この指標は
「毎月第一金曜日の21:30(夏時間)か22:30(冬時間)」
に発表されます。

GDP国内総生産

GDPという言葉はニュースでも頻繁に使われる言葉なので
聞いたことある方が多いと思います。

GDP国内総生産のことで
ザックリ言うと、その国がどれだけ儲けたかを表す経済指標です。

このGDPは世界で順位付けされており、
第一位はアメリカで、ほぼ不動です、
第二位が中国で、
我が日本は、第三位です!
ちなみに、2010年までは日本が第二位でした。

中国が世界二位になる前後では、
中国企業の株価は爆上げ状態でした。

GDPが伸び続けている国は、
それだけ投資対象としても魅力があると言えます。

この指標は
「1月、4月、7月、10月の各月の後半の日の
21:30(夏時間)か22:30(冬時間)」
に発表されます。

ISM製造業景況指数

ISM製造業景況指数とは
製造業に関わる業者に対してアンケート調査を行い
そのアンケートの集計結果を元にして
総合的な経済状況を算出した経済指標です。

アンケートが元になっているので、
現場の生の声が反映されており、
より経済の実情に近い指標とも言えます。

ちなみにISM景況指数には
ISM非製造業景況指数という指標もあり、
こちらは、製造業以外の業者に対して
同様のアンケート結果を集計した指標となります。

ISM製造業景況指数は毎月第一営業日に発表され
最も早く発表される主要経済指標としても注目されています。
ISM非製造業景況指数は毎月第三営業日に発表されます。

CPI

CPIは消費者物価指数と呼ばれ、
商品やサービスを購入する際の価格の変動を
算出した経済指標です。

CPIからは、その国の国民の購買意欲やインフレ率なんかを
知ることが出来ます。

物価が安くなるデフレ状態では、
経済が縮小傾向にあるため、
景気としてあまり良い状況とは言えません。

その為、日本の日銀などは、景気回復のために
あの手この手で物価の上昇を図ったりします。

アメリカのCPIは
「各月の15日前後21:30(夏時間)か22:30(冬時間)」
に発表されます。

基本的にアメリカの指標は21時以降の深夜が多いため、
リアルタイムで確認する時は注意しておきましょう。

 

取引する通貨を発行している国

投資で最重要視する指標は
アメリカの指標であることに変わりありませんが、

FXや外国株式など、
アメリカ以外の通貨や株を取引している場合は
その国の経済指標もチェックしておいた方がいいです。

GDPやCPIなどは主要経済国なら
定期的に発表しているので、その時期だけは意識しておいて下さい。

国ごとに日本との時差は異なるので、
経済指標が発表される時間帯も異なっていますが、
アメリカなら上記の通り21時以降、
日本であれば8時前後の早朝、
中国なら10時ごろ、イギリスなら17時ごろ
というように、ある程度決まった時間帯に発表されます。
(詳細な発表時期についてはWEB上の経済カレンダーで確認できます)

総括

以上、投資をする上で
絶対に注目しておくべき経済指標について紹介しました。

基本的にはアメリカの経済指標を最重要視しながら
日本や取引に関わっている国の主要な経済指標も
意識しておいた方が良いでしょう。

投資家は常に売買のきっかけを探しています、
経済指標の発表は、そういった投資家にとって
うってつけのきっかけとなるので要チェックです!