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ファンダメンタルで投資家が最重要視すべきは間違いなく政策金利

投資の対象の価格は、
株であれ、FXであれ、商品先物であれ、
各国の政治的要因によって大きく動きます。

いい例で言えば、
日本の安倍政権が行った
アベノミクスと呼ばれる経済政策により

日本の株価(日経平均株価)は下のチャートのとおり、
2013年に安倍政権が発足しアベノミクス政策を打ち出したことで
停滞状態から一気に上昇の流れに転換したことが分かります。

つまり、アベノミクスによって、
日本経済が活性化し、株価が上がることを
予測できた人は株で大儲けできたということです。

このような政治的な政策のことを
ファンダメンタルズと呼び、
投資においてファンダメンタルズの解析は
はるか昔から重要視されてきました。

今でこそ、
チャートに移動平均線などの補助線を追加して
値動きを解析するテクニカル分析
プロは元より一般個人投資家の間でも人気ですが、

一昔前は、チャートによる解析は超マイナーで、
ファンダメンタルズ解析が主流でした。

そして、今でも投資における
ファンダメンタルズの影響は絶大で、
ファンダメンタルズ解析は投資での大きな武器になります。

ファンダメンタルズは、
経済政策、財政政策、金融政策など
国が行うあらゆる政策の全てを指しますが、

その中でも最も投資へダイレクトに影響してくるのが
金融政策です。

先に紹介したアベノミクスでも
デフレを脱却するための大胆な金融政策を大きな柱としていました。

その政策を受けて日本銀行は、
異次元の量的緩和という名目で市場に大量の貨幣を供給しました。
企業としてはより資金調達しやすい状況になったということです。

このような金融政策の中でも
投資家が最重要視すべきものが、
政策金利です。

政策金利とは、各国の中央銀行(日本では日本銀行)が
民間銀行にお金を貸し出す時の金利です。

その金利は民間銀行を通じて、
私達一般人の金利に波及してきます。

アベノミクスでは、デフレ対策として、
日本銀行政策金利をゼロどころかマイナスにしました。

その影響により、私達が銀行にお金を預けても
ほとんど利子がつかない状態になりました。
普通預金の利率は0.01%というレベルです。。)

ただ、この預金しても利子がつかない状況は
日本のことであって他の国では、それぞれの政策金利を決めています。

こんな感じで、日本やアメリカや欧州などでは、
お金を預けた際の利率が政策金利によって変わってきます。

そして、何が起こるかと言うと、
みんなが自分の資金をより高い利率で運用しようとする為、
政策金利の高い国の通貨が買われるようになるんです。

政策金利が高くなる → 通貨の価値が上がる
政策金利が低くなる → 通貨の価値が下がる

つまり、上記のポイントのように
政策金利によってそれぞれの国の通貨に強弱が生まれます。

政策金利が最重要視すべきファンダメンタルズ
だと言う理由は、このように為替への影響が絶大だからです。

日本の場合、為替の変動は、
FXでの投資に限らず、株式にも大きく影響します。

日本の企業は自動車産業など輸出産業が多いので
為替は日本の株式市場にモロに影響します。
円高になると日本の株式市場は下落し、
円安になると上昇する傾向があります。

外国の株を売買する場合も、
当然のことながら、その時の為替レートで
式を換金する必要があるので
為替による影響は大きいです。

以上のことから、
FXや株など全ての投資家にとって
絶対におさえておくべきファンダメンタルズは
各国の政策金利となります。