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明日は我が身?決して他人事じゃない投資で失敗談を告白!

投資はリスクとのせめぎ合いでもあります。

リスクをとっている以上、
投資で100%勝ち続けることは、
まずありえません。

投資を始めれば誰しもが
負けを経験しますし、失敗を経験します。

そういった意味で、
他人の失敗談はけっこう参考になります。

なぜなら、他人の失敗は高い確率で、
いずれ自分の失敗となるからです。

人間、本質的に皆それほど大差はありません、
欲望や恐怖が絡むと同じような失敗をするんです。

今回は私が聞いた投資の失敗談を語っていきます。
振り返っての反省点もあるのでどうぞご参考までに。

投資での失敗談

まずは今回失敗談を披露して頂く方の
投資歴や投資についてに説明しておきましょう。

投資歴はおよそ8年ほど。
老後の蓄えと半分趣味な感じで投資を続けている方です。

「投資と資産運用は慎重に」をモットーとする方で
一発大儲けを狙うようなタイプの方ではありません。

無茶するようなタイプではないので、
あまり失敗とかしなさそうですが、
こんな方がどんな失敗をしてしまったのか?

株式での失敗談

まずは、株式での失敗談について。

その方の失敗その1は、とある電力会社の株式を買った事でした。

某電力会社、まぁ隠していても日本の電力会社なら
大抵の方は察しがつくでしょう。

しかしその失敗はあの大震災が原因の大暴落ではありません。

むしろその方はその後の上昇を狙って手を出したのです。

震災後どんどんと株が下がっていき、
大体200円程度まで下がった頃合いを見計らい、
流石にあそこは潰れたりしないだろうと考えて手を出しました。

首都圏の電力を供給している会社です。
もし大きな打撃を受けたとしても国がなんとかするであろう。
そして基本的に潰れることが無ければ
徐々に株価も元に戻っていくであろう。

そんな甘い考えだったようです。

結果は、
これ以上たいして下がらないであろうと想定していた株価は
それからも徐々に低下していくことになりました。

待てども待てども一向に株価が上がらない、
そんな時に脳裏にひらめいたのは「法的整理」の一言でした。

ありえない話ですが、日本航空という前例があり、
もしかしたら別の電力会社へ
解体吸収でもされてしまうかもしれないといった
不安が湧き上がってきました。

冷静に考えたり調べたりすれば
無いことだと理解できたでしょう。

しかし当時のその方は下がり続ける株価に焦っており、
株券がただの紙切れになる前に売り払ってしまおうと、
大量購入した株を全て売り払ってしまいました。

その損失差額は40万円。

単純に損失が痛かったという事もありますが、
痛恨だったのはその後の株価の急上昇。

奇しくも当初の読みどおり株価が上がっていったのです。

この件での反省はずばり
「思い込み過ぎた事」でしょう。

かなりの時間を要しましたが
当初の予定通り電力会社の株価は
購入時よりも大きく上回るほどの急上昇を見せました。

勘違いや思い込みが
焦りや不安を助長させた悪い例です。

慎重になることも大切ですが、
及び腰になったり不安から慎重になってしまうと
視野が狭くなってしまうのでしょう。

FXでの失敗談

続いてはFXの失敗談。

FXでの失敗談といえば
やはり初心者にはつきものです。

その方が損失を被った原因も
当人の無知によるものだったのです。

その方は、それまでFXには手を出しておらず、
株式取引だけで資産運用を行っていました。

しかしマスコミが歴史的円高だと騒いでいたため、
それならFXでも稼げるのではないか?
と考えてしまったのが運の尽き。

その時は比較的投資運用が安定していた時期だった事もあり、
資産には余裕がありました。

ひとまず10万円ほど使ってみようと
レバレッジ100倍のチャンスから
一儲けを狙いチャレンジしました。

購入時は83円、たった0.3円の変動で
すでに1万円の利益が発生しており、
FXで大儲けができそうだと内心喜んでいました。

そして次に価格を確認すると
なんと83円から86円になっていました。

後に調べた所、この価格変動は介入によるものらしく、
当時殆ど知識の無かったその方は
もっと上がるのではないか?と
根拠の無い期待していました。

そして上がるのなら買っておこうと追加で購入し、
価格変動を今か今かと待ちわびていました。

しかし……価格は86円がピークだったらしく、
85円、84円とどんどんと低下していきました。

84円の時点で嫌な予感がし、
買っていたお金を全て売却し、
少しの損失で抑えることができましたが、
その後の経過は見事な下落傾向。

結果的に致命的な大損は阻止しましたが、
多額のお金を失う事になった失敗には間違いありません。

この失敗の反省点はずばり
「知識不足と調査不足」でしょう。

株式を経験していたからこそ、
情報集めの大切さは理解していました。

しかし当時のその方は、
FXは株式よりも単純だろうと侮っていたため、
結果として情報を集めることを
怠っていたという結果になりました。

「知らなかった」というのは仕方ありません。

知らない事はどうしようも無いことです。
しかしそれは調べた上で、
その情報を目にすることが無かった時に許される言葉です。

この件では少なくとも調べればわかった事でしたし、
FXのルールもきちんと理解していないうちから
行動を起こす事も間違いだったのでしょう。

まずはFXで価格が動く要因を
最低限理解しておくべきでした。

 

総括

以上で失敗談と反省点の紹介となります。

貴重な失敗談を聞かせてくれた方、
ありがとうございました。

投資には失敗はつきものです。

失敗してクヨクヨする必要はありませんが、
同じあやまちをしないよう失敗の検証は必要です。

今回の失敗談とその反省点を知ることで
少なくともあなたの今後するであろう失敗は減ったはずです。

失敗を次のステップとして成長して行きましょう!