サラリーマンがストレス無く投資で勝つ方法

日中働いているサラリーマンでも投資で利益を出すための情報をお届けします♪

あなたは本当に合理的?ほとんどの投資家がおかす不合理な行動とは?

投資で全財産を失った

とかいう他人の話を聞いた時、
ほとんどの人は、

「何やってんだか」

なんて、心の中で思うんじゃないでしょうか。

はい、私もそう思ってました。

投資で全財産を失うなんて
よっぽど無茶な投資をして、
リスク管理も全然出来ていなかったんだろうと。

こんな感じで
多少投資で儲かっているからと
上から目線なことを思ってたわけですが、

その思いを自分に向けてみた時、
はたして、本当に
無茶な投資はしていないのだろうか?
リスク管理も万全なのか?
と思い、反省しました。。

人間には感情があるので、
常に合理的な行動を取るのは
かなり難しいです。

投資においても同様で、
儲かってない人はもとより、
多少儲かっている人であっても
局面によっては不合理な判断をしている場合があります。

今回は、今まで自分が陥っていた
投資家にありがちな不合理な考え、行動について
お話したいと思います。

投資家がやりがちな不合理行動とは?

投資にはお金がからむため、
投資行動には人間の感情がより強く影響してしまいます。

投資をする誰しもが、
お金を儲けたいし、
お金を失いたくない

そこには、
もっと儲けたいと思う貪欲さ、
これ以上お金を失いたくない恐怖、
などの感情が湧いてきます。

この感情が不合理な投資判断を誘発し、
結果的に、損失を拡大させたり、利益を圧縮させたり
投資に悪影響を及ぼすわけです。

このような不合理な行動のやっかいなのは、
ほぼ無意識でやっていることです。
つまり、自覚が無い。

そこで、今回は、誰でも自覚できるよう
投資家がやりがちな
不合理心理、不合理行動を
ピックアップしてみたので、
日頃の自分の投資行動と比べてみて下さい。

①処理効果

処理効果とは、簡単に言うと、
上がって含み益が出ている株は売りたい、
下がって含み損が出ている株は売りたくない

という、言うなれば
成功はしたいが失敗は認めたなくない
というわがままな心理です。

投資には損小利大という言葉があり、
損失は小さくして、利益は大きくするという
儲けを出すための絶対条件を意味する言葉です

処理効果の心理は、
この損小利大とは全く逆に働いてしまい、
損失をなかなか確定させてないことから
損失の拡大をまねき、
利益をすぐに確定させてしまうことから、
利益を取り損ねてしまい、
結果的に損大利小を引き起こします。

②損失回避

損失回避とは、
得ることによる喜びよりも
失うことによる痛みの方が
心理的に2倍の強さがあるという心理によって
損失を回避しようとする意識が過剰になること

この損失回避が働くと、
チャンスに対する行動が鈍くなります。

例えば、勝つ確率が50%で
勝てば12万円もらえて
負ければ10万円失うような場合、

合理的に考えるなら、
確率50%でもらえるお金の方が多いので
ここは、GOなわけです。

ただ、損失回避が働くと、
10万円という損失が
2倍の20万円と同等の痛みとなるので
12万円の利益では割が合わない

となってしまい、GOとはならず、
チャンスを不意にしてしまいます、
つまり、機会損失を引き起こします。

③埋没費用効果

埋没費用効果とは、
今までに費やしたお金や時間が
今の判断に影響を与えることで

今までに多くのお金や時間を使ったものは
簡単には諦められない心理です。

例えば、
1つの株の銘柄のリサーチに時間を使って
何年もの間コツコツと株を買い増してた場合、

たとえ、その株がジリジリと毎年
価格を下げ続けていたとしても、
その株に見切りをつけて
損失を確定させたうえで
他の株に乗り換えるのは
埋没費用効果が影響すると心理的にキツイです。

ジリジリと下げている株が
何らかのきっかけで上がる可能性は否定できませんが、
普通に考えれば、
ジリジリ上がっている株を買って、
更なる上げを期待した方が
儲かる可能性ははるかに高いはずです。

 

総括

以上、投資家がやりがちな
不合理心理、行動でした。

どうでしたか?今までの投資で、
同じような不合理行動をしてませんでしたか?

ちなみに、
わたしは、全部やらかしてました(笑)

人間は誰しも
自分は正しい
と思って生きています。

投資においても、
自分のやり方は正しい
と思っているはずです。

特に儲けが出ている時なんかは
自分のやり方に疑問など持つことはないでしょう。

でも、もし、その儲けが、
目先の利益を優先させて得たものであれば
後々、それ以上の損失を被ることになります。

損失が出た場面も含めて
利益を確保するためには、
合理的な投資行動が必要となります。

陥りがちな不合理心理を意識して
合理的な投資活動をして
大きな利益をゲットしましょう!

知ってれば差がつく!長期金利で国の経済状況を見定めよう

FXにおいて各国の金利
超重要です!

日本の日銀や、
アメリカのFRBや、
ユーロのECBなどの
各国の中央銀行政策金利の変更を発表すれば
通貨の値は大きく動きます。

ニュースなどで、中央銀行の要人の
金利変更をにおわすような発言が報道されただけでも
通貨の値に影響したりします。

そんな、FXをやるうえで
絶対意識せずにはいられない各国の金利ですが、
金利中央銀行が決める政策金利だけではありません。

金利には政策金利の他に
長期金利というものがあります。

金利政策金利だけしか知らない人や
長期金利は聞いたことあるだでで
よく分からない人は
長期金利の仕組みを知ることで
さらに投資判断を向上させることができるでしょう!

長期金利政策金利の違い

まずは、政策金利長期金利の違いについてお話します。

政策金利は文字通り、
各国の政府の政策を受けて中央銀行が決める金利です。

つまり、
政府によってコントロールされている金利です。

例えば、円であれば、
日本政府のデフレ脱却の意図をくんで
日銀が政策金利をマイナスにすることによって
お金の流通量を増やし、
物価上昇によるデフレ脱却をはかっています。

それに対して長期金利は、
中央銀行などによって
コントロールすることの出来ない金利です。

具体的に言うと、長期金利とは、
各国が発行する国債の利回りのことで、
通称として長期金利と呼ばれています。

国債は国が発行する債権で、
債権は市場で投資家などによって
自由に売買されているので
その価値は市場によって決まります。

人気のない国債は売られて価格は下がるし、
人気のある国債は買われて価格は上がる
ということです。

国債金利については
発行時に元本に対する金利は決まっていますが、
国債自体の価格が変動することによって
金利も合わせて変動します。

国債長期金利国債の価格と逆行します、
国債の価格が下がれば、国債の価格に対して
受け取る利子の割合が増えるので金利は上がり、
国際の価格が上がれば、国債の価格に対して
受け取る利子の割合が減るので金利は下がります。

なので、
長期金利政策金利と異なり
国債の取引によって日々変わっていきます。

また、長期金利
償還期限10年の国債に対する金利なので、
“長期”金利と呼ばれており、
それに対して政策金利は1年未満のお金の貸借に
適用される金利のため、
別名、短期金利と呼ばれています。

では、この長期金利
為替市場にどのような影響を及ぼすのでしょうか?

長期金利が為替に与える影響

長期金利が上がっているということは
国債が売られていることになります。

国債が売られることの真意とは?

投資家は常に利回りのいい投資先を探しています。

当然、国債の利回りが一番いいと思えば
国債を購入するわけで、
国債より他の投資の方が利回りがいいと思えば
国債を売って別の投資先に資金を移します。

国債は国が発行する債権の為、
破綻リスクは他の投資と比べて格段に低い
超安定投資先と言えます。
その分、株や先物のような
大きなパフォーマンスは期待出来ません。

つまり、国債が売られて長期金利が上がっている状況では
株や先物などで、その上がっている金利以上の
利益が出せると多くの投資家が考えているということです。

株や先物などのハイリスクハイリターンの投資先に
資金が流れるということは、
その国の経済への期待が高まってるとも言えます。

そうなると、その国の通貨の価値も上がることとなります。
(理論上の話なので必ずそうなるとは限りませんが)

また、長期金利には政策金利に与える影響もあります。

本来、政策金利は短期の金利のため、
常に長期金利より低い金利であるのが普通です。
(長期でお金を貸すより、短期でお金を貸した方が
利子が高いなんて、おかしいですから)

ただ、
長期金利の下げ幅と、
政策金利の上げ幅によっては、
一時的に短期金利長期金利
逆転する場合があります。

この状況は、長期金利下落によって
経済状況の悪化が見えているのにもかかわらず
政府として政策金利を上げて経済を引き締める
いわば、矛盾した政策をとっている状況とも見れます。

このようなこともあり、
長期金利が下がるということは、
政府の政策として政策金利を上げづらくなるので
金利上昇の抑止力となりえます。

為替の投資先としても
政策金利の高い通貨に資金は流れますから
長期金利の低下は通貨価値の低下にも繋がります。

総括

今回は、長期金利についてお話しました。

このように金利など経済の原理を学ぶと
ニュースで見る金利などの経済指標から
その先の経済の展開を何となく予想することが出来ます。

これって、投資にはもちろん役立ちますが、
ただ、単に楽しかったりしませんか?

世界経済をより身近に感じれるというか。

プロの投資家の方々と、
一般投資家の方々との差が最も出るのは
金利のような世界経済の1つの情報から
その先の展開を予測する能力だと思います。

今回、少しでもプロの投資家に近づけたなら
これ幸いです。

使いようによっては効果絶大!株の信用取引のやり方とリスク

投資において重要なポイントの1つが
資金効率です。

資金効率とは、
元手に対して、いくら儲かるのか?
ということで、

100万円を儲けるにしても、
1億円の資金を使って儲けるのと
10万円の資金を使って儲けるのとでは、
その難易度は全然変わってきます。

当然、1億円を使って100万円儲けるよりも
10万円を使って100万円を儲ける方が、
難しく、資金効率は高いということになります。

株式取引の場合、
1日の値動きは大体、数パーセント程度で、
他の投資と比べて資金効率がいいとは言えません。

でも、株式投資の投資効率を上げる方法があります、

それが、信用取引です。

株の信用売り取引とは?

基本的に投資というものは手持ちの資金の中から、
投資する金額を決定して投資を行います。

本来は資金が無ければ投資もできません。

それでも方法はあって
もし手元に大きな資金が無かったとしても
資金以上の大きな投資を行うことができるのが
信用取引」です。

信用取引の原理とは、その名前の通り
「自分を信用してもらい、資金以上の投資を行う」
というものになります。

ただし、無条件で自分を信用してもらうわけではなく
信用取引を行うためには資金や株式を担保にした上で
「お金を借りて」投資を行うことになります。

信用取引のやり方

では、具体的に信用取引をするには
どうすればよいのか?

まず、信用取引を行うためには
信用取引口座をつくる必要があります。

信用取引口座を開くためには、
証券会社の審査をパスする必要があり、
その審査は一般口座よりも厳しいです。

審査されるポイントは大きく以下2つ。

①資産状況
②取引経験

それぞれの審査基準は、証券会社によって異なり
オープンにはなっていない為、確実なことは言えませんが、
資産としては、100万円以上、
取引経験としては、3年以上、
ならば、どの証券会社でも審査を通る可能性は高いでしょう、
逆に条件を満たしていない場合は、審査で落ちる可能性があります。

審査に通って、信用取引口座が開いた後は、
資金を信用取引口座に移動して、
その資金で取引が可能となります。

信用取引口座を開いて信用取引を行うことには
大きなメリットがありますが、
その反面、少なくないデメリットもあります。

信用取引を始める前に
そのメリットとデメリットは把握しておきましょう。

信用取引のメリット

信用取引のメリットはなんといっても
手持ちの資金以上に大きく投資できるということであり、
少ないお金でより多くの利益を得られることです。

信用取引では証券会社に預けている資金の
最大3倍までの金額取引が可能になります。

つまり、利益も3倍に増やせるということです。

もう1つ、信用取引のメリットとして大きいのが
株の空売りが出来るということです。

株の空売りとは、証券会社から株を借りて売り
その株の価格が下がったところで買い戻す手法です。

本来、株式取引は、
株を買って、価格が上がったら売って儲けるのですが、
空売りの場合は、
株を売って、価格が下がったら買い戻して設けます。

空売りを使えば、
株が下がる相場でも儲けることができるようになります。

株の価格は上昇と下降と繰り返しているので
今まで上昇の流れでしか儲けていなかったのが
下降の流れでも儲けることが出来るようになれば
投資チャンスは単純計算では倍になります。

信用取引のデメリットやリスク

信用取引に大きなメリットがある反面、
いくつかのデメリットもあります。

まずは、当たり前ですが、
資金に対してより大きな取引が出来るということは
損失を出した時の額もその分大きくなります。

信用取引の場合、現物の取引と異なり、
資金以上の損失が出る可能性があります、

現物取引の場合は、
買った株の価値が0になった場合でも資金が0になるだけですが、
信用取引の場合は、
買った株の価値が0になると、資金の3倍の株を買っているので
信用で買った分のお金がそのまま借金となります。

10万円の資金で、30万円分の株を買って、
その株の価格が0円になったら、
資金の10万円を失うだけでなく、
不足分の20万円が借金として残るということです。
(実際は事前に追証がかかりますが)

空売りした場合もリスクを大きく、
株価の価格は、0円という下限はありますが、
上限は無い為、理論上、無限大の損失の可能性があります。

このように、信用取引には大きなリスクがあります。

また、信用取引の場合、一部株式を除いて
基本的には6ヶ月以内に清算する必要があります。

長期間じっくりと会社の成長を信じて
株を持ち続けることが出来ないんです。

総括

以上、株の信用取引について
始め方、メリット、デメリットでした。

リスクと利益はセットなので、
大きな利益の為には、大きなリスクが必要です。

そういった意味で
信用取引は大きな利益と大きなリスクが
セットになった手法です。

個人的には、
現物での取引と、信用での取引を使い分けることが
ベストだと思ってます。

信用取引には、精算期限があるので、
ここぞ!と思った時の短期決戦の場合に
限定して活用するのが効率的かと思います。

長期的な投資は、現物取引で、
短期決戦は、信用取引で、
みたいな感じで。

いずれにせよ、
信用取引リスク管理が肝ですので、
損切りラインなどの損失へのケアは確実に行いましょう。

もうやめよう!無駄なお金を使うのは!インチキ商材の見極め方

何かを学ぶなら
実績のある人のやり方をマネするのが
成功への近道です。

投資においても、それは同じです。

投資の場合、失敗すれば
自分のお金を失うリスクがあるので、
実績ある人の教えは、より大事です。

世の中には、そのような投資家のニーズに対応した
書籍や、情報商材セミナーなどがたくさんあります。

私も、いくつもの書籍や情報商材セミナーなどに参加し
多くのお金を使ってきました。

ただ、
払ったお金に見合うリターンがあったものは、
ほとんどありませんでした。

当時の私のやり方にも問題はあったかもしれませんが、
確実にインチキだと思えるものも、
実はけっこうありました。

投資はお金を失うリスクを背負って
自己責任でやるものです、
書籍や商材のとおりやって損したとしても
販売元に失ったお金を請求することは出来ません。

それをいいことにして
適当な手法を高額で販売している悪徳業者もいるんです。

今回は、初歩的なインチキ商材に
私みたいに引っかからないように
投資の情報商材のインチキ商材の見極め方についてお話します。

 

インチキ商材の特徴

それでは実際にインチキ商材を見極めるために
どういうものがインチキ商材か?
インチキ商材にありがちな特徴を見ていきましょう。

特徴①有名人の広告などメディアへの露出を前面に押し出している

広告に有名人が出ていると
無条件で信頼してしまいませんか?

広告に雑誌などのメディアへの掲載が
出ていたら無条件で安心してしまいませんか?

有名人や、雑誌などのメディアは
多くの人に知らているので
それだけで信用を得ることができます。

そのことを商材の販売者は知っているので
大きな費用をかけて有名人を広告に起用したり
編集者が喜びそうな面白そうなネタを提供して
雑誌に関連記事を掲載したりします。

マーケティングとして、
有名人やメディアを利用するのは、
至極まっとうな方法なのですが、

こういったマーケティングに注力している商材ほど
商材自体の中身は大したことありません。

「○○もおすすめ!」というように、
投資で成功した有名人などを広告塔にしていても
実際にその有名人がその商材を使って成功している
とは限りませんし、大抵の場合は一発成功しただけの
有名人だったりもします。

実際にその人が執筆しているのならまだしも、
おすすめと銘打っているだけの商材は
ただ名義だけを借りている場合が多いので
全く当てにならないものだと考えてよいでしょう。

 

特徴②毎月の利益を約束するような宣伝文句を使う

「FXの利益で毎月、海外旅行!」

このような宣伝文句を使っている商材は
絶対信用してはいけません。

投資はどのような手法であっても
ハマる時期と、ハマらない時期があります。

そして、ハマる時期がいつ来るかは
誰にも分からないのです。

なので、毎月、海外旅行に行けるほどの
利益を保証することなど不可能なんです。

実際、仕事を辞めて専業トレーダーとして
毎年、生活費を投資で稼いでいる人でも
毎月の収益はまちまちです。
年間を通したらプラス収支になっているのが実情です。

利益が出るか出ないかは相場の流れしだいです。

あくまで投資家は、相場の流れに乗ることしか出来ないのです。

そういったことを踏まえて、
毎月の利益を保証するのは、
その時点でウソを言っていることになります。

特徴③成功する前提でリスクの度合いを示さない

投資に「絶対」はありません。

投資を続けていれば
必ず、損失を出してしまうことがあります。

損失を出すこと自体は、
当たり前のことなので気にする必要ありませんが、

損失の度合いは
出来るだけ正確に把握しておく必要があります。

損失の度合いを計り間違うと
それは、全資金を失う破産に繋がるからです。

投資の商材も、このリスクに関しては
本来、最重要視すべき点であり、
データとして想定される最大ドローダウンを示したり
金管理に関する注意事項を説明したりすべきです。

ここら辺のリスクについて触れられてない商材は危険です。

その商材の作者が、たまたま上手くいった手法を
今後も未来永劫通用すると勘違いして
リスク管理を疎かにしている可能性が高いからです。

特徴④短期的な実績しなかない

「勝率98%!」
「資金が1年で30倍!」

なんて驚愕のパフォーマンスをアピールしている
商材は要注意です。

そのような商材を見たら、
そのパフォーマンスの検証期間に注目して下さい。

検証期間が2、3年程度の限られた期間ならば
たまたま、その手法がハマっていた可能性が大です。

つまり、ハマらない期間が来れば
大損する可能性がある手法ということです。

さらに、検証期間が古くて
直近の実績が更新されていない場合は危険度が大!

それは、近年のパフォーマンスが
悪化している裏付けでもあります。

販売者は商材を売るのにアピールできることは
何でもやりたいと思うはずで、
直近のパフォーマンスが良ければ、
それは格好のアピールとなるはずです。

それをあえて使わないということは、
使えない事情があるということです。

販売者にとって都合のいい実績のみ並べている商材は
信用出来ません。

残念ながら大勝ちする手法は、
大負けするリスクが大きい手法でもあります。

試しに、ある一定期間だけ大勝ちする取引ルールを作って
他の期間に適用してみると、
大勝ちと同等かそれ以上のボロ負けが出ます。

つまり、一時的な大勝ちなど、手法としては
あまり意味が無いということです。

 

特徴⑤精神論や心構えなど具体性の無い内容が多い

投資において
精神論や心構えは、実はけっこう大切です。

同じ手法を使ってトレードをしても
人によって儲けに差が出ることからも
投資における精神的な教えは参考にすべきことが多いです。

ただ、それを踏まえても
あまりにも手法に対して具体性の無い商材は、
実際にアピールできるだけの実績が無い可能性があり危険です。

商材は投資で勝って儲けるためのものなので
まずは、理論的な儲かる手法の手ほどきがあって
それを補完するかたちで手法を実行するうえでの
精神論や心構えがあるべきです。

手法の理論に対する説明や、
具体的な実績データが示されない商材は、
信用しない方がいいでしょう。

特徴⑥手法がやたら複雑で多岐にわたる

「買いのタイミング100パターン」

このようなことを言われて
100パターン全てを使いこなせる人がいるのでしょうか?

手法があまりにも複雑で多岐に渡っているような教材は
実際には使いこなせない可能性が大です。

100パターンは少し大げさですが、
多くのパターンがあるからと言って
勝率が上がるわけではありません。

パターンが増えればチャンスは増えるかもしれませんが、
その労力に比例してパフォーマンスが上がることはありません。

さらに、パターンがあまりに多いと、
判断ミスを誘発し、時には相反するパターンが同時発生して
困惑することも出てきます。

昔から伝わる、今でも使える手法は
得てしてシンプルな手法だったりします。

 

特徴⑦リッチな雰囲気の画像・写真を使う

投資をする目的は、
誰しも、お金を増やすことです。

その気持ちを煽る目的で
お金がある雰囲気の写真をやたら多用する広告の
商材は危険です。

確かに投資で成功して、
ブランド品を爆買いしたり、
高級車に乗ったり、
高級ホテルでディナーを食べたり、
する人はいるでしょう。

でも、投資の結果は、
投資に費やす資金や、
投資に使える時間などによって
人それぞれのはずです。

あたかも、誰しもがそうなれると煽るような広告は
何としてでも商材を売りつけようとする
販売者の魂胆が見えるのと同時に、
商材に対する確固たる自信の無さが伺えます。

投資の手法の本質とズレるような情報を
多く載せている広告の商材は信用出来ません。

総括

以上、インチキ商材の見極め方について
解説しました。

私が身銭を切ったうえで行き着いた
インチキ商材の特徴なので
信憑性は高いと思います。

勘違いして欲しくないのは、
世の中の投資に関する書籍、商材の全てが
インチキだと言っているわけではありません。

ただ、残念ながら、
役に立たないものが多いという現実を
知って頂きたいと思ったからです。

後悔先に立たず!FXを始めるなら、まずはデモトレードが必須!

FXをしてみたいけど、
自分のお金を失うのは怖い。。

ですよね、
残念ながら投資に絶対はありません、
当然、損失を出す可能性は十分あります。

そんな方も含めて、
これからFXを始める方全てにおすすめするのが
デモトレードから始めることです。

デモトレードとは

デモトレードとは、
FX会社が、これから投資を始めようとしているのために
用意した仮想的な投資環境です。

仮想的と言っても、使用するシステムやレートは
本番と、ほぼ同じで、投資に使うお金が仮想の資金となります、
つまり、無料で取引を体験することができます。

ただ、デモトレードで大儲けしても
一銭にもならないのであしからず。

デモトレードをやる目的としては大きく以下2つ。

①相場の動きを体感すること
②FX会社のシステムの使い方を覚えること

各通貨のレートが
どのような時間帯でどのように動いているか?
FX会社のシステムでどのように指値や逆指値、決済などを行うか?

などなど、
頭では分かっているつもりが、
実際にやってみると気づいてなかったことが
けっこう出てくるんです。

それを、自分のお金で投資する前に
前もってクリアにしておこう、ということです。

デモトレードは
今では、ほとんどのFX会社で用意されています。
今回はデモトレードを提供しているFX会社とその特徴をご紹介します。

デモトレードを提供するFX会社

  • DMM FX

最初にご紹介するのは「DMM FX」です。

DMM FXはDMM.comが運営しているFXサービスで
国内でもトップの口座数を誇っています。

運営元であるDMM.comも有名で、
規模も大きいため倒産などのリスクも少なく、
信用性の高い会社であると言えます。

ブラウザベースで、ダウンロードの必要が無い
デモトレード環境が提供されています。

デモトレードの説明も分かりやすく
何も知らないFX初心者という方にとって親切で
おすすめできる会社です。

外為どっとコムはFX会社の中でも
歴史がかなり古く、老舗とも言えます。

長期間の運用実績があり、
なおかつ一定の評価がされているということは
十分な信用性がある証拠です。

取引ツールはブラウザ版とインストール版の2つ用意されていますが、
デモトレードの場合はインストール版が必要なため、
ダウンロードとインストールの手間は必要になります。

ただ、インストール版の方はJava動作のため、
OSに関係なく起動が可能です。

デモトレード版でも実際のトレードで使うシステムと同様に
1つの画面に必要な要素がコンパクトにまとめられている
外為どっとコムの取引ツールの特徴を体感することが出来ます。

1つの画面で必要な情報を確認することができるのは便利ですが
表示されている情報が多いというのは
初心者にとっては混乱の元でもあるかもしれません。

そこは、実際にデモトレードをして確認してみて下さい。

  • マネースクエアジャパン

マネースクエアジャパンのデモトレードは
「トラリピFXバーチャル」という
マネースクエアジャパン独自のシステムが用意されています。

このデモトレードではマネースクエアジャパンの特徴である
「トラップリピートイフダン」
という発注方法を利用することができます。

名称にもあるように通称はトラリピと呼ばれ
マネースクエアジャパンが利用される
1番のセールスポイントであると言っても過言ではありません。

デモトレードはブラウザタイプなので
インストールの必要はありません。

画面構成・操作などはシンプルのため
初心者でもおすすめできますが、
何故か単位部分に関して不親切な部分があるため、
事前にFAQなりで確認しておくことをおすすめします。

外為オンライン外為どっとコムと同じく
FX会社の中では老舗の部類に入る会社になります。

外為○○で時折、他のFX会社と間違える方も多いため、
初心者の方は注意しましょう。

外為オンラインのデモトレードはブラウザタイプで、
非常に軽く起動までの時間が短いという特徴があります。

必要な情報が表示されているシンプルな画面で、
かといってなにか不足しているというわけでもなく、
操作性も良好です。

ストレス無く利用でき、必要な要素は一通り揃っている
という理想的なツールのため、
初心者にもおすすめできるデモトレードです。

  • FJFX!

FJFX!のデモトレードはブラウザタイプで、
公式サイトのWebページから直接ツールを開くことができます。

FJFX!のデモトレードの特徴は、
他のデモトレードが「1つの画面に様々な情報が表示されている」事に対し
1つの画面に選択した情報が表示されるということ。

例えばチャートを選択すれば
チャート画面とそれに関係する情報のみが表示されるため
一度に大量の情報を目にして混乱するということが無く、
初心者でも扱いやすいと言えます。

特にFJFX!では
チャートの使い勝手が良いというのが長所だと言えます。

チャートはFXに限らず投資において重要な部分であるため
チャートが見やすい・使い勝手が良いというのはけっこう大切です。

  • みんなのFX

みんなのFXはスプレッドの狭さがウリのFX会社です。

デモトレードはダウンロード版になります。

みんなのFXはアプリ版とPC版で評価が少し代わり、
画面が大きいPCだと一度に表示される情報が多いため
初心者の方だと「ごちゃごちゃしてわかりにくい」
と感じる事もあるでしょう。

PCで取引するという方も多いでしょうし、
主にPCを使って取引する方にはあまりおすすめできません。

ひまわり証券のデモトレードは
Webブラウザ版とインストール版両方用意されています。

Webブラウザ版の方よりもインストール版の方が
多機能ではありますが、逆に言うと
できることが少ないのは初心者向けであると言えます。

ひまわり証券のデモトレードではまずブラウザ版で練習し、
より本格的にシステムを使いたくなったら
インストール版で取り組むというように、
段階を踏んでFXを体験できるというのも
特徴であると言えるでしょう。

アプリ版も用意されているため、
デモ版の選択肢が多いというのも特徴です。

GMOクリック証券はテレビCMでも有名な
大手ネット企業GMOグループ参加の証券会社です。

登録やログイン無しでデモトレードを利用できますが、
口座記録の期間が一週間しか無く、
長期的にデモトレードを利用するということができません。

しかし使いやすく多機能で評判の良い取引ツールを試すことができるため、
じっくりデモトレードで勉強するということには向きませんが
他のFX会社のデモトレードで勉強した後に利用して
取引ツールの善し悪しを判断してもよいと思います。

シストレ24は主に
「フルオート」というシステムが特徴のFX会社です。

デモ版では、そのフルオート機能には未対応という、
ちょっと微妙なデモ版となっています。

いろいろ設定すればフルオートに対応させることもできるようですが、
いずれにせよ、これからFXを始める初心者の方が使うには
かなり使いづらいシステムではあります。

他のFX会社を利用してある程度FXに慣れた人が
取引の改善としてフルオートを検討する際に
試してみる方がよいでしょう。

  • ヒロセ通商株式会社

最後に紹介するのはヒロセ通商株式会社の
デモトレードになります。

ヒロセ通商株式会社の提供しているデモトレードは
「LION FX」という取引システムを使います。

デモトレードはブラウザタイプです。

ただ、このデモトレード版では利用できない機能もあるため
LION FXのシステムを100%体感することができません。

そのため、LIOM FXのデモツールでは
LION FXのツールはどんな感じか、
程度のことしか分かりません。

システムの使い方を習得するという意味では
不完全なデモシステムとなります。

 

総括

以上、
デモトレードを提供しているFX会社の
特徴をご紹介しました。

デモトレードなら失敗しても無傷です、
取引ルールの勘違いや、システムの操作ミスなど
いくら失敗しても、自分のお金を失うことはありません。

デモトレードで、どんどん取引して
どんどん、経験値を積んじゃいましょう♪

デモトレードで取引を体感して慣れることは重要です

が、
実際に自分のお金を使って行うトレードになると
さらに別の世界が待っています。

自分のお金が減ったり増えたりすると、
人によって、臆病になったり、大胆になったり、
投資としては精神状態が危うい方向に行きがちです。

あらかじめ、
デモトレードと同じ精神状態ではいられないことだけは
認識しておいて下さいね。

実はこれだけでもFXで勝てる!?プライスアクショントレードとは?

プライスアクショントレード
という言葉を聞いたことはあるでしょうか?

プライスアクショントレードとは
ローソク足などのチャートを用いた
テクニカル投資手法の1つで
テクニカルの型のようなものです。

勉強でも運動でも、
自分の型がある人は強いです。
それは投資も同じ。

プライスアクショントレードは
とても単純明快な手法なので、
もう、今日からだって実践可能です!

プライスアクショントレード手法とは?

まずは
プライスアクショントレード手法とは
どういうものなのか?

プライスアクショントレードとは、
チャート表の一般的な表示方法である
ローソク足」を使用して、そのローソク足の動きから
この取引相場に参加している投資家の
心理を読み取ることで、その後の流れを読む手法です。

ちなみにプライスアクショントレードは
日本語で「値動き」と言い、
その名の通り値動きに注目するのが
この手法の重要なポイントになります。

ローソク足は長方形と上下に蝋燭の火をつける部分のような「ヒゲ」で出来ていて
長方形の天辺と底辺がその期間中の始まりの価格と終わりの価格となり、
長方形の上下に付いたヒゲがその期間中の最高の価格と最安の価格となります。

また、ローソク足の色は、
白塗りと黒塗り、あるいは赤と青で分けられており、
白塗りや青塗りが上昇を示しており「陽線」と呼ばれ
長方形の底辺が始値で天辺が終値になります。
逆に黒塗りや赤塗は下落を示す「陰線」と呼ばれ、
陽線とは逆に底辺が終値、天辺が始値になります。

このローソク足の形を見て、
相場に参加している他の投資家が
どういうことを考えているのか?
を読み取るのがプライスアクショントレード手法です。

ローソク足の形に人の心理が表れる

人の心理を完璧に読み取るなんてことは
人心理学を極めた人でも不可能に近いです。

ただ、一般大衆の心理には兆候があります
投資において、その心理の兆候は、
値動きにダイレクトに反映されます。

プライスアクショントレード手法では
相場の値動きに表れる
投資家の心理の兆候を読み取ることで
投資を優位に進めます。

プライスアクショントレード手法のローソク足パターン

ローソク足は値動きを表すものであり、
値動きには、投資家の心理が反映されています。

つまり、ローソク足の形には、
投資家の心理が表れていることになります。

プライスアクショントレード手法は
ローソク足に表れる投資家の心理の中でも
典型的な兆候が表れる
いくつかのローソク足の形のパターンを使って
投資の取引を行います。

プライスアクショントレード手法を実践するには
これらのローソク足の形のパターンを覚える必要があります。

覚えると言っても
それほど多くのパターンはないので、
慣れてくればチャートを見ただけで
感覚的に買いの流れか売りの流れか
判断出来るようになるでしょう。

今回は、ローソク足の形のパターンの中でも
最も典型的かつ効果的なパターンを解説していきましょう。

ピンバー

ピンバーというローソク足の形は
分かりやすく言うと、「ハンマー」です。

この形は陰線陽線よりもヒゲが極端に長い状態を指しており
例えば上に極端に長いピンバーであれば
「かなりの高値に届いてから、一気に戻ってきた」
という事になります。

つまり、この形のローソク足が出た時は、
多くの資金が買いに動いていたが、
何らかの理由によって
多くの資金が売りに転じたことを表しています。

売りに転じた理由はチャートだけでは定かではありませんが、
多くの資金が売りに投じられたのは事実であり、
そこには大きな何らかの投資家の強い思惑があります。

投資の原則は、大きな流れに乗ることなので
このようなローソク足が出た場合は売りから入ることが定石です。

もし、下方向のピンバーであれば、逆に
大きく下落したものの反発して高騰したということであり、
上昇する可能性が高いというパターンになり、
買いから入るのが定石となります。

このように
良くも悪くも相場の流れの
変化の兆しとなるパターンが「ピンバー」です。

 

包み線/はらみ線

ピンバーと同じ様に変化の兆しとなるパターンとして、
包み線とはらみ線というものがあります。

このパターンは2つのローソク足で構成されており、
手前のローソク足よりも長く、包むような形になっているパターンを包み線、
逆に手前のローソク足が次のローソク足よりも長くなっているのがはらみ線です。

長い方が陰線か陽線かによって下落するか高騰するかが変わってきます。

ローソク足は、長方形の長さが長いほど
値動きの勢いが強いことを表します、
多くの資金や投資家の思惑が
同じ方向で一致しているということです。

逆にローソク足の長方形の短い時は、
値動きの勢いが無く、
多くの投資家が買いか売りか迷っていて
状況を見定めようとしています。

含み線の場合、
短いローソク足で投資家が迷っていた状況から
長いローソク足が発生して、
一方向に多くの投資家や資金が舵を切ったことを表しています。
迷っていた分、動き出し時い流れは力強く、
長い方のローソク足が陰線なら売りから、
陽線なら買いから入るのが定石です。

 

はらみ線の場合、
含み線とは逆に一方向にイケイケだった
多くの投資家や資金の勢いが無くなり、
今後の状況に迷い出している状況を表しています。
勢いが止まり、流れが転換するケースが多く
長い方のローソク足が陰線なら買いから、
陽線なら売りから入るのが定石です。

プライスアクショントレード手法は練習あるのみ

プライスアクショントレード手法は
以上の説明のとおり、
ローソク足の型を覚えることから始まります。

型さえ覚えてしまえば、誰でもできるシンプルな手法です。

慣れてくれば、
チャートを見ただけで、売りか買いか
感覚的に判断できるようになるでしょう。

チャートを日々見ていると、
他にもいろいろ値動きのクセのようなものがあることに気づくと思います。

このような値動きのクセを集めて
自分だけのプライスアクショントレード手法を確立するのも面白いですね。

総括

以上、プライスアクショントレード手法について解説しました。

プライスアクショントレード手法は
過去の実績を見ても、有効な手法であることは間違いありません。

ただ、プライスアクショントレード手法の場合、
投資チャンスが頻繁に来るわけではありません。

そのチャンスまで我慢して待つことが出来るか?
来たチャンスを逃さずに乗ることが出来るか?

この点が
プライスアクションでの成功の鍵となります。

結局、投資は、
我慢強く、根気強く、
やれる人が最後に勝つ!
ような気がする今日このごろです。

投資するなら、これだけは知っておくべき経済指標!

投資をするうえで
世界の経済情勢は無視出来ません。

特にFXや外国の株式などは、
その国の経済情勢の影響をモロに受けます。

国内の株式に関しても
アメリカの経済情勢によって円高になれば
輸出企業は株価を下げる要因になります。

ただ、経済情勢と言っても
何か漠然としていて、
実際、その国の経済情勢が良いのか悪いのかなんて
よく分かりませんよね。

そんな一見分かりづらい経済情勢を
簡単に指し示してくれるのが
経済指標なんです。

今回は投資家にとっておさえておくべき
経済指標と、その発表時期をご紹介します。

経済指標って何?

そもそも経済指標って何?
という方もいるでしょう。

まずは経済指標について
軽く説明しましょう!

経済指標とは各国の経済状況に深く関わる
失業率や雇用者数や物価などを数値化したものです。

経済指標は定期的に発表される指標で
過去のものと比較した時に
数値が上がってるか、もしくは下がっているかで
その国の経済情勢の現状を判断したり、
さらには今後の経済情勢が
どのようになるかを予測したりして
投資判断の材料とすることが出来ます。

実際、この経済指標は多くの投資家が注目していて
重要な指標ともなると、
その指標の発表前後で、相場の流れが変わることもあります。

それだけ経済指標は相場に対して
大きな影響力を持つ情報なんです。

なので、この経済指標を上手く活用出来れば
より効率よく投資で利益を上げることが出来ます。

経済指標には、国ごとにいくつもの指標があって
それぞれ発表時期も重要度も異なります。

今回は、経済指標の中でも
重要度が最大級のものを確認しておきましょう。

なお、今回の指標としては政策金利など
政策によって決定するものではなく、
統計的なデータとしての指標を対象とします。

何と言ってもアメリカの経済指標

現世界において経済の中心はアメリカです。

世界の基軸通貨がドルであることからも
アメリカが世界の中心にいることが分かります。

そういった意味で、アメリカの経済情勢は
FXはもとより、日本の株にまて影響を及ばします。

リーマンショックがいい例で
あれは本来、アメリカの問題であったのですが、
リーマンショック時は、日本株も一気に下がりました。

何の投資をしている場合でも
まず、絶対に注目すべき経済指標と言えば
アメリカの経済指標です!

では、注目すべきアメリカの経済指標を紹介しましょう。

非農業者部門雇用統計

アメリカの経済指標の中で重要度が高いのは
「非農業者部門雇用統計」です。

文字どおり、農業以外の雇用者数を表す指標です。

雇用者数が多い方が、それだけ仕事が多いということなので
経済状況は良好ということになります。
逆に雇用者数が減っていると、
それだけ仕事が無くなっているということなので
経済状況としては厳しくなっていると判断出来ます。

お金は経済的に活況な場所に集まるので
投資判断として分かりやすい指標と言えます。

この指標は
「毎月第一金曜日の21:30(夏時間)か22:30(冬時間)」
に発表されます。

GDP国内総生産

GDPという言葉はニュースでも頻繁に使われる言葉なので
聞いたことある方が多いと思います。

GDP国内総生産のことで
ザックリ言うと、その国がどれだけ儲けたかを表す経済指標です。

このGDPは世界で順位付けされており、
第一位はアメリカで、ほぼ不動です、
第二位が中国で、
我が日本は、第三位です!
ちなみに、2010年までは日本が第二位でした。

中国が世界二位になる前後では、
中国企業の株価は爆上げ状態でした。

GDPが伸び続けている国は、
それだけ投資対象としても魅力があると言えます。

この指標は
「1月、4月、7月、10月の各月の後半の日の
21:30(夏時間)か22:30(冬時間)」
に発表されます。

ISM製造業景況指数

ISM製造業景況指数とは
製造業に関わる業者に対してアンケート調査を行い
そのアンケートの集計結果を元にして
総合的な経済状況を算出した経済指標です。

アンケートが元になっているので、
現場の生の声が反映されており、
より経済の実情に近い指標とも言えます。

ちなみにISM景況指数には
ISM非製造業景況指数という指標もあり、
こちらは、製造業以外の業者に対して
同様のアンケート結果を集計した指標となります。

ISM製造業景況指数は毎月第一営業日に発表され
最も早く発表される主要経済指標としても注目されています。
ISM非製造業景況指数は毎月第三営業日に発表されます。

CPI

CPIは消費者物価指数と呼ばれ、
商品やサービスを購入する際の価格の変動を
算出した経済指標です。

CPIからは、その国の国民の購買意欲やインフレ率なんかを
知ることが出来ます。

物価が安くなるデフレ状態では、
経済が縮小傾向にあるため、
景気としてあまり良い状況とは言えません。

その為、日本の日銀などは、景気回復のために
あの手この手で物価の上昇を図ったりします。

アメリカのCPIは
「各月の15日前後21:30(夏時間)か22:30(冬時間)」
に発表されます。

基本的にアメリカの指標は21時以降の深夜が多いため、
リアルタイムで確認する時は注意しておきましょう。

 

取引する通貨を発行している国

投資で最重要視する指標は
アメリカの指標であることに変わりありませんが、

FXや外国株式など、
アメリカ以外の通貨や株を取引している場合は
その国の経済指標もチェックしておいた方がいいです。

GDPやCPIなどは主要経済国なら
定期的に発表しているので、その時期だけは意識しておいて下さい。

国ごとに日本との時差は異なるので、
経済指標が発表される時間帯も異なっていますが、
アメリカなら上記の通り21時以降、
日本であれば8時前後の早朝、
中国なら10時ごろ、イギリスなら17時ごろ
というように、ある程度決まった時間帯に発表されます。
(詳細な発表時期についてはWEB上の経済カレンダーで確認できます)

総括

以上、投資をする上で
絶対に注目しておくべき経済指標について紹介しました。

基本的にはアメリカの経済指標を最重要視しながら
日本や取引に関わっている国の主要な経済指標も
意識しておいた方が良いでしょう。

投資家は常に売買のきっかけを探しています、
経済指標の発表は、そういった投資家にとって
うってつけのきっかけとなるので要チェックです!