サラリーマンがストレス無く投資で勝つ方法

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サラリーマンが定年までに積立だけで1億円貯めるのは現実的なのか?

サラリーマンの最大のメリットは

毎月、安定した収入を得れること。

たとえ仕事で大失敗したとしても
翌月の給料が払われないなんてことはありません。

では、一般サラリーマンが
その給料だけで1億円を貯めることは可能なのでしょうか?

結婚して子供が生まれたり、
マイホームを購入したり、
人生の節目では大きなお金が必要になります。

そんな中で給料をやりくりしながら
老後の蓄えのために1億円の貯金を作ることは
現実的な目標なのでしょうか?

今回は定年、つまり65歳までに
貯金だけで一億円を貯めることを検証してみます。

まずは開始時と定年までの期間の計算から

目標額まで貯金をするためには、まず
「期間」と「貯金額」
を決めなければなりません。

極端な話、
それこそ定年間際の60歳から貯金を始めて
1億円を貯金しようとするのであれば、
毎月数百万単位で貯金しなければならないわけで
とても現実的だとは言えません。

毎月どれだけ積み立てていけば良いか、
それをしっかりと計算せずに
無計画に貯金をしていても、
最終的に貯まる金額が
満足いくものになることはありません。

また、いくら計画を立てたとしても
突然の出費や減給によって
予定が狂う事は必ずおきます。

そういった意味で
現実的な余裕を持った計画を立てるという
ことが重要になってきます。

基本的に1年は12ヶ月で、
仕事による給料は年に12回ある事になります。

そしてその基本給以外にも
ボーナスという形で給料が増えたり、
長期的に貯金していくのであれば
昇給だって十分あり得ます。

そして同時にマイナス面として
減給や倒産などによって給料が減ることもあります。
そういった要素を考慮した上で
見積もりを立てていく必要があるのです。

1番確実なのは基本給で見積もり?

一番最初に考える見積もり方法と言えば、
やはり基本給だけで見積もることでしょう。

毎月貯金していくとなれば
毎月振り込まれる給料で
見積もりを建てていくのは当然の事。

この見積もり方法にもパターンがあります。

1つは最初に設定した額だけを貯金していくというパターン。

基本的にサラリーマンに限らず
大抵の場合給料というものは昇給・減給によって変動しますが
それは正直、先のことなのでどうなる知る由もありません。

なので、確実な方法としては
積立を始める際の基本給から、いくら貯金にまわせるかを
考えるべきです。

この条件で見積もった場合、
単純に入社直後から貯金を始めたとして、
初任給が20万円とします。

そして入社が4月、大卒ということを考慮して
大体期間は40年で計算すると、
1億円を貯めることが絶望的に難しいことが分かります。

仮に全額の20万円を毎月貯金しても
40年では9千6百万円にしかなりません、
1億円にはとどかないんです。。

基本給+ボーナスで積み立てる

基本給だけで1億円を貯めることは
かなり無理があることが分かったので、

基本給で積立ながら、
ボーナスが入ったら貯金するという
オプションを追加してみます。

25歳から65歳までを期間として考えると40年
40年で1億円貯めるには、
毎年、250万円を積み立てる必要があります。

ボーナスが夏と冬で
それぞれ2ヶ月分出たとしたら、
1年間で、20万円×4回=80万円
がボーナスだけで入ることになります。

このボーナスを全額、貯金に突っ込むと
年間の貯蓄ノルマが170万円まで抑えられます。

250万円-80万円=170万円

残ったノルマの170万円を12ヶ月で割ると
1ヶ月のノルマが約14万2千円となります。

ボーナスを全額突っ込んだとしても
こんな厳しい状況になってしまいました。

こんな切り詰めた人生を40年続けて
1億円貯まったとして、
それって幸せな人生と言えるでしょうか?

正直、給料からの積立てだけで
1億円貯めるのは、
サラリーマンにとっては無茶な目標と
言わざるをえません。

積立資産で投資をしてみるとどうなる?

サラリーマンが貯金だけで1億円貯めるのは
とてつもなく厳しいことが分かりました。

では、他に方法はないのか?

方法はあります、
単にお金を積立てるのではなく、
積立てたお金を運用するんです。

例えば、投資信託では年利5%を越える
優秀な商品がいくつかあります。

仮に積立てた貯金を
年利5%の投資信託で運用して
発生した利益もまた運用に回した場合、

先ほどの例で出た年間のボーナス80万円だけで
毎年積み立てたとしても、
40年後には資金が1億円を越えてきます。

毎年80万円貯金することは、
サラリーマンでも現実的に可能な範囲に
なってきたのではないでしょうか。

もちろん、投資信託のパフォーマンスは
その年によって変動しますので、
毎年5%の利益を保証できるものではありません。

ただ、それでも、
投資信託に限らず、年利5%の投資先を
毎年確立することができれば、
サラリーマンでも1億円貯めることは
決して無理な目標ではないということです。

総括

以上、サラリーマンが定年までに
1億円を貯めることを検証してみました。

ちゃんと整理してみると、
けっこうショックな現実が見えてきました。

人によって
1億円という金額の捉え方は違うと思いますが

億単位の資産を持っていれば、
世間一般的に金持ちと言われる人だと思います。

サラリーマンが
お金持ちになったっていいじゃないですか。

会社の仕事を一生懸命やっているのは
とても素敵なことですが、

現実的にそれだけでは、
お金持ちになることは難しいかもしれません。