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知らないと損してるかも!株式とFXの税金のしくみ

投資をはじめて
めでたく利益が出た方、

おめでとうございます!

でも、間違っても
利益を全部パァーっと使っちゃうことのないように。

投資で利益が出た場合、
基本、税金の支払いが必要になるからです。

今回は、投資の中で最もメジャーな
株とFXの税金についてお話したいと思います。

 

株とFXで納税が必要なケース

株とFXの投資で税金を納める必要があるのは、
1年間のトータルで利益が出たときです。

利益に対しての税金を納める必要があります。
なので、含み損を抱えた株や通貨がある場合は、
年末までに損失を確定しといた方が
利益の額は減って税金は抑えられます。

ただし、1年間のトータルで利益が出ても
税金を納める必要が無いケースもあります。

サラリーマンなどの給与所得がある方で、
給与での収入が2000万円以下の場合、
給与以外の所得の合計が20万円以下の場合は、申告の義務はありません

つまり、サラリーマンの方は、
株とFXの利益が20万円を越えてなければ、
税金を払う必要は無いということです。

そして、最後にもう1つ。
株とFXには損失の繰越制度というものがあります。
今年の損失を、次の年の利益から差し引くことができるんです。

この損失繰越制度は、3年間まで繰り越すことができます。

もし、年間で大きな損失を出してしまった場合は、
とりあえず、損失繰越の確定申告だけしておけば、
次の年、その次の年、その次の次の年まで、
その損失を利益から差し引けるので、
納める税金の金額が抑えられます。

もし、大きな損失が出てしまった場合は特に
損失繰越し制度の利用をおすすめします。

株式とFXの税率

株式とFXの税率は両方、利益に対して
20.315%になります。

元々は、所得税が15%で、住民税が5%での20%だったんですが、
平成25年から、東日本大震災の復興特別所得税として0.315%が加わりました。
この復興特別所得税は、平成49年まで課税されます。

また、株式とFXの税金については、
申告分離課税が適用されますので、
投資でどれだけ利益が出たとしても
税率は20.315%固定となります。

もし、これが、
申告分離課税ではなく、総合課税だった場合は、
通常の給与所得などと同じように扱われるため、
最高で50%もの税率がかかる可能性があります。

株やFXに関しては、税制面では優遇されていると言えます。

ちなみに仮想通貨などは、
この税制がまだ整備されてないので、
総合課税として扱われるため、
最高で利益の50%が税金として徴収されることになります。

売買益以外の課税対象

株式の場合、課税対象は株式の売買益だけではありません。

配当金も課税対象です。

ただ、ほとんどの場合、
配当金はあらかじめ税金が差し引かれた額で
株主に支給されるため、
特別何かする必要はありません。

FXの場合も、課税対象は売買益だけではありません。

スワップポイントも課税対象です。

スワップポイントは
決済時に自動的に利益に加算されるので
特別何かする必要はありません。

申告方法について

株式やFXの税金を支払うためには
税務署への確定申告が必要です。

通常は投資での損失を証明するための
年間取引報告書類を作成して
それを税務署に提出する必要があるのですが、

税務署での手続きが手間だと言う方もいると思います。

そんな方は、株式の場合なら
特定口座という口座を選んで
源泉徴収を利用することも可能です。

株式の場合、口座の種類は3種類あります。

一般口座と特定口座の違いは、
確定申告に必要な年間取引報告書を
証券会社が作ってくれるかどうか。

基本的には証券会社が報告書を作ってくれる
特定口座の方が楽になるでしょう。

そして源泉徴収ありの特定口座では
確定申告を行う必要はありません。

決済の際に、証券会社が
利益から税金を差し引いて
証券会社の方から税金を納めるかたちとなります。

注意点としては、
源泉徴収の場合、手間としては楽になりますが、
取引ごとに税金が徴収されるので、
年間トータルで損失を出してしまった場合でも
利益が出ている決済に対しては税金が徴収されてしまいます。

本来ならば、年間トータルで利益が出ていない場合は
税金を一切納める必要はないので、
余分なお金を払っていることになります。

 

総括

以上、株式とFXの税金の仕組みの話でした。

株式やFX投資で大儲けした人が
脱税で起訴され、多額の追徴課税を課せられたことが
ニュースになったりもしました。

税金を払わないことは、
知らなかったでは済まされないことでもあるので
手間ではありますが、しっかり払っておきましょう。